和訳です
シティエース雑記13
以前『韓国のバイク雑記から68』で現行スーパーカブの韓国での紹介記事を和訳しましたが、今回は インターネットにスーパーカブを購入した人の投稿が有りましたので 和訳しました。隣国の人は どう評価しているのか 気になりませんか？
シティは 道で よく目につくが、趣味でバイクに乗る人は 簡単に乗る機会はない。私も若い時に配達する時に乗ったが、それ以降は ほとんど乗っていない。
PCXを とても気に入って乗っていたが、大きな箱の荷物を載せねばならぬ時は とても不便であった為に(テープで車体に箱を固定せねばならない)しばしば スーパーカブに目が行った。
ベンリー110も良い選択だったろうが、以前に乗ってみた結果 小さなホイールの為に路面の影響を受けやすい乗車感が気に入らず、燃費もスーパーカブに劣るので 考慮する対象から外した。
スーパーカブには一度も座ってみたことも無かったが、その 余りにも高い名声と ホンダの信頼性だけを信じて迷わずに買った。
購入後 幾日か乗ってみた感想は こうだ。
とても軽く バランスが良くて、小さめのエンジンの割には鼓動感がある。
私が乗っていたシティ達は 総じて配達用なので 簡単に比較は出来ぬだろうが、シティよりエンジン回転が さっぱりしていて変速がきちんとされる。
特に変速感は 韓国産マニュアルから日製マニュアルバイクに機種変更した時に受けた感じと よく似ている。
短所は 遅くて、ブレーキも効きが悪く うるさい。下り坂で やっと最高速度100を どうにか超えて、平地では80も 手強い。その割に 前後ドラムブレーキで 効きが悪い。
4段で60を超えると 空冷SOHCエンジン特有の音が出始めて うるさい。(低い段でも 特定のrpm以上から轟音を出す)
でも ビジネスバイクらしくなく 余裕のあるrpmで ゆっくりと走れば とても気分が良い。それが あまりに低速なのが惜しいが 最近は お爺さん走行が癖になって悪くはない。
現代的なデザインと それに合わせたキャストホイールも気に入っている。
使い所なく 図体が大きくなったシティ110と違い 半世紀以上 改善され 黄金比率を探し当てた 今の姿は 本当に良い。
家に帰る途中に コンビニエンスストアで買った ジュースの袋を左手にぶら下げたままで走りながら 本田宗一郎の配慮を感じた。
