LML AUTOMATIC ネオ モッズ族の為のクラシック

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韓国のバイク雑誌から49

デザインの力とは まさしく この様な事を言うのだ。LMLオートメティカを見て 不細工と言える人が幾人だろうか?デザインで全世界の人に愛されて 充分な性能と独特な走行感覚で 30年を越えて生き残っているPX125の2013年バージョン LMLオートメティカが発売された。

LMLとヴェスパ
LML(LohiaMachinesLtd)はインドで1978年から各種の機械を作って来た会社で 1984年からピアジオグループと契約を結び ヴェスパのスクーターを生産して来た。ピアジオがLMLの資本を持ち共同出資形式でPXシリーズを生産したのだ。1977年から イタリアのヴェスパの工場でもPXシリーズを作って来たが30年経った2007年に生産中止に至った。しかし、LMLは本社で生産中止になった後にも 継続してPXシリーズを生産して来た。当時 全世界の数多くの工場でPXがライセンス生産される程に人気が良かった。韓国でも マシン工業にてマシン ヴェスパと云う名前でPX125を生産した事が有った程なのだ。
LMLとヴェスパのライセンス契約は1999年に終わった。LMLはStar125と云う名前でPX125のライセンスバージョンを継続して生産中であり、米国ではStellaと云う名前で売られている。ヴェスパからPXの生産中止が宣言されるや Star125の需要は より伸びた。欧州でも良い反応を得たが、米国をはじめ モッズの故郷たる英国でも歓迎を受けた。名前だけが違うだけで全てが同じ為だ。むしろ 価格はStarが より低廉なので当然の結果だった。Star125はPX125を作っていた所でPX125を作っていた人が作ったのだ。ただ、会社のロゴとPX125のロゴの替わりにStarのロゴが付いただけだ。LMLのスクーターは外見が同じの単純なコピーでない。ヴェスパの同意を得て また 独自的な技術を注いで発展して来た為だ。ヴェスパの現行モデルは LX GTS Sシリーズと分けられ美しいラインで清廉され装ったのが特徴だ。しかし PXの様に30年を越えて愛されるデザインを放棄するのは骨身にしみる失策だった。おかげでLMLは ライセンスの会社から
オリジナリティを持つ会社へ発展出来ると云う訳だ。
(続くよ…気が向けば…)

Tさんが送って下さった 韓国のバイク雑誌の内 スクーターNスタイル誌より インドヴェスパの記事です。LMLの名前で売り出してからは 東京ベスパから販売されてますね。1980年代には 成川商会から インドヴェスパを売っていた時が有りましたよ。
このデザインは 確かに世界中の人々に愛されるデザインですね。このバイクをデザインしたのは 一体 何処の誰なんでしょうか?
記事は 気が向けば 続きを訳したいですね。
(^-^)/