AA04が やって来た!

バイクのお話168
先日のことですが『現行モデルのカブが 欲しい。』なんて言ってましたら ゲット出来ました。だだし、不動車ですがね。
譲って下さった販売店さんの お話では「去年の年末頃までは 走っていた らしい。」との事なので、とりあえず バッテリーを充電して 直す為の下準備をしておきました。
バッテリーを再びつないで クランキングします。エンジン動かない。
ガソリンを1リットル、燃料タンクに入れて 再びクランキング。
一瞬 息を吹き返したか?と思ったが やはり駄目。
まぁ 想像はしてましたが、カーボン咬みですね。単気筒エンジンは 要注意です。燃料にカーボンクリーナーを入れないでレギュラーガソリンを使うと カーボン咬みになりますよ。多気筒エンジンは シリンダーひとつ カーボン咬みになっても始動してしまえば、カーボンが落ちてしまうのですがね。ハイオクなら清浄剤が入ってますね。

こうなった場合は 点火プラグを外して プラグホールから 泡タイプのキャブレタークリーナーか ガスケットリムーバーを噴射して バルブやバルブシートにこびりついたカーボンを落とさねばならないです。
更に言うなら フライホイールを見て 吸気と排気のバルブが開いている状態でクランクを止めてキャブレタークリーナーを噴射すれば良いのですが、慣れてしまえば(こんなことに慣れたくないですね)キックアームを踏むだけでピストンがどこにいるのか 判る筈です。
噴射して 待つこと 約30分。
その間に 点火プラグのカーボンをワイヤーブラシを使って 綺麗に掃除しておきます。
点火プラグを取り付けない状態でメインキーは もちろんオフの状態で キックすること数回。プラグホールから茶色くなった液体が噴き出ます。ウエスで拭き取って、点火プラグを取り付けます。
で、キーをオンにして 燃料ポンプの音を確認したら セルフスターターを回します。数回のクランキングで このスーパーカブAA04は 眠りから覚めました。
小気味良いサウンドを響かせる 中国ホンダの新型エンジン。
んー。シティエースが 嫉妬するかもなぁ。
とりあえず エンジンが動くようになったので、これからは消耗品のチェックなども して行きますが それは また これからの お話としますね。(^-^)
※カーボン咬み。カーボン噛み。どちらが正しい表記でしょうか?ご存知の方は 是非 教えて下さいね。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3