韓国のバイク雑誌から2

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グッド バイ 内燃 機関/ 電気スクーターは 音の無い モーターの 如く 我々の 傍らに 迫り来て 控え目に 場所を 取っている。未だ 与件の上、一般的に 使用が なされるには 物足りない部分が 多少 有って 大衆化に 至るには 難しいが、きちんきちんと 大衆化の為に 踏み台を 準備している。音無く 近付き 音無く 我々の 暮らしの中に 食い込む為に。/

私が 幼い時 SF空想科学映画を 見れば、映画の中に 出て来る 乗り物は 現実の 乗り物とは 多くの 差異を 見せてくれた。『ドゥドゥドゥン』と 通りは 排気音が 聞こえなくて 『シュイーン』という モーターが 回る音と 共に 早い速度で 画面を 動き回る姿が 印象的であって、それは どこまでも 映画の中の話である 事のようだった。だが、いつの間にか 私の 目の前に モーターと バッテリーで 作動する スクーターが 現れた。映画の中に 現れた 素敵な姿では 無いにせよ、それらと 同じ方式で 駆けるスクーターを 見た 瞬間、内燃機関とは 離別を 告げねばならぬ時が 幾らも 残っていないという事を 感じる事が 出来た。/
音無く 迫り来た 次世代スクーター 注意深く 車体を 見回した。ちょっと見ただけでは 既存の スクーターとは 大きな差異は 見えないが、ひとつひとつ 違う点が 目に 入って来る。始め 目に 入った事は、マフラーが 無いという事だ。道路上で 存在感を 知らせられる ひとつの 方法であると同時に、モーターサイクルの 最も 大きな 魅力の中の ひとつである 排気音が 無いという事は 現在では 簡単に 適応するには 難しさが 有る 事だ。そして また 違う部分は、ベルト無く 後輪に モーターが 動いている事だ。こんな 方式は 動力の 損失無く そのまま 伝達が なされるので、より 効率的たる 性能を 見せる。そして 付加的たる 消耗品が 必要 無くなる
。エンジンの 代わりに モーターで 駆動されるので エンジン オイルも 必要 無くて、毎度 チェーン 又は ベルトの 管理を しようと 神経を 遣わなくとも 構わない。ただ 頃合いに バッテリー だけを 充電すれば 望む時に いつでも 走行が 可能だ。手に 油を 付けていきながら 管理を しなくても 良いという 意味で、便利だろうという考えと 一方では 何か 寂しくなるという 妙な 感情を 感じる事が 出来た。デジタルよりは アナログに 郷愁を 感じる 旧時代的な 人だと 見えるだろうが、バイクを 長く 乗ってきた人ならば このような感情を 理解出来るだろうと 思う。一旦 始動を 掛けて見た。当然に スタート モーターの 音が
聞こえる筈なのに 何の音も 出ない。キーを オフに させて 再び してみても 依然と 何の 反応も 無い。ただ 計器板に 灯が 入る事で 終わりだ。電気スクーターの 場合には スタート ボタンが 有りはしない。ただ キーを オンに 回せば いつでも 出発出来る事だ。その間 キーを オンにして スタート ボタンを 押すという事が 当然だと 考えていた 固定観念が 一度に 壊れてしまった。この時 又 一度 妙な 感情を 感じた。ただ オン/オフ だけで 作動する 機械に 過ぎないという 感じと 便利で 良いという ふたつの 感情は どこかで 折り合いを つけなければならないだろうが、未だ 選ぶのは 難しい。妙な 感情は
置いて、スロットルを さっと 開けて見た。思ったより 強い力で 前に 駆けるのが、スタートの 感じは 一般の スクーターと 変わらない。一定の 速度で 粘り強く 昇って行こうとしたところ、一定の 速度に 差し掛かれば 力が 不足した感じを 受けた。モーターの場合 エンジンとは 反対の 気質を 備えているので、現在では どうにも出来ない 部分と 言える。これは これから 電気スクーター あるいは 電気バイクが 解決しなければならない 短所に 見えるが、少しの 余裕を 持つならば さほど 気にならない。性格が せわしい 私のような人には 解決すべき 問題点である。駆動方式を 除外しては 一般スクーターと 同じ構造に なっている為、大きく 他の 異質感は 無い。これ
から 解決が なされねばならぬ 部分が 沢山 有るだろうが、今でも 市内の 走行には 問題無く 思う。幾らも 過ごさぬ間に 私の 眼前に 迫る 電気スクーターを しばしば 見る事に なりそうだ。
レオモータース ヒルリス ヒルリスには インテリジェント パワー マネジメントが 装着され 回転数が 増加すれば トルクが 急激に 減少する 電気モーターの 短所を 補完して、これに依り 一般 ガソリン機関の様に トルクが 維持され 違和感無く 走行が 可能だ。特に 丘を 走行時や 早い速度で 追い越す時に 有用だ。レオモータースが 最も 誠意と努力を 注いだ 部分は バッテリー マネジメント システム BMSで 世界初で 1マイクロボルト 単位で 各 バッテリーセルの間の バランスを 維持出来ると 言う。一般バッテリーと 違い 多く セルを 採用する 電気車用 パワーパックは セルの間の バランスが 一層 重要な 作業で 0.0
1ボルト 単位で セルの間の 電圧 不均衡を 解消する レオモータースの 技術力は 電気車の 現実化に 核心になる 技術だ。バッテリー 又は 現時点で 最も 向上した 技術たる 16世代 リチウム プライマー パワーパックが 装着され 走行距離上昇と 重ね、4000回 以上の 充放電が 可能となって 実用性が より 高められた。ヒルリスの 新しいモデルは 50CC 100CC 125CC級と 同一な 出力を 発生させる事で、既に 型式承認を 得て 道路走行の 為に 登録関係まで 進んでいる 状態だ。ヒルリスの 販売を 担当する (株)M&Mは、ソンパ区パンイ洞に 60坪 規模の 展示場を 備え、配達用を 含めた 電気スクーター 3種類を 販売しなが
ら、日本と マカオ 等 海外市場にも 進出する 予定である。

※scooter nstyle誌 2010年 7月号より 抜粋しました。