PEUGEOT DJANGO

韓国のバイク雑誌から66の3
エバージョンとスポーツの違う点
現在 韓国内には エバージョンとスポーツのモデルが 先ず最初に入庫になったので 二台を試乗した。エバージョンは ツートンカラーのコンセプトで 4種類のカラーの中で選べる。オプションで フロントキャリアと ショートまたはロングのスクリーンが装着出来て 便宜性を高めた。
全体的なシルエットは S55の香りが感じられる古風なラインだ。個人的な感覚では 発売前に 公式イメージでジャンゴを見たときより 実際に見たときの方が はるかに高級感を感じた。塗装状態や 全体的なシルエットから 高級感を感じられ、特に 後ろから見たとき リヤカウルのラインは セクシーさと可愛いさの境界に 正確に立って見る人をして 所有欲を呼び起こすのに充分である。
グローブボックスとシートトランクの開閉方式、センターフロアの滑り防止ゴムのモールディング処理など 使用者の便宜性に対しても 苦心の痕跡が感じられる。
ジャンゴ スポーツ モデルは1952年Bold'Orに出場して多様な新記録を樹立した プジョー モーターサイクル チームを記念するモデルでもある。シングル シートが 基本で装着されており(着脱型リヤシートがオプションで有る)外観上でもスポーティさが感じられるラインだ。フロントカウルとリヤカウルには所有者の好きな数字でナンバーリングが可能なように トランクの中にステッカーが入っている。プジョーのセンスが感じられる部分だ。
メーカー色が感じられる ブルー フランス カラーとサテン フラッシュ シルバーの二種類のカラーラインナップが存在する。
エバージョンは タンデム者と共に 荷物を積んで 楽に移動するのに良い構成で、スポーツは スマートな個人コミューターの感じだ。カラーと用途に合わせて選択の幅が多様に分かつ程に 何を買うか かなり悩む点だろう。

モダンさが感じられる 走りの性能
ジャンゴのエンジンは 少し前に発売されたスピードファイト3 125のエンジンと同じだ。ただ セッティングが出足の加速に焦点を当てた スプリンターのジャンルとは違い エンジン出力が 柔らかく粘り強く押されつつ上昇する感じだ。12インチホイールと フロントには正立型テレスコピック サスペンションを採用した。広々として楽な感じのシートとの調和で デコボコ道を往来する時の乗車感が かなり柔らかい。ブレーキは 前後共に ディスクブレーキを採用して、Synchro Braking Control 連動ブレーキの制動力が かなり良い。
デザイン的に見たとき レトロなスクーターなのに 走りの感じは 現代的な要求に応えて製作されたと思う。125ccクラスで この程度の出来映えなら ケチをつける点が無いというのが 正直な感想だ。
デザインと性能の面で プジョーが かなり苦心して製作したというのが 感じられレトロとモダンの均整が取れて 輝いている点が賞賛に値する。
多分 これからも ジャンゴは 皆に愛用されるだろう。試乗記を書いた記者は ジャンゴを買った。(笑)

※日本では 未上陸の このモデルですが、もう既に 韓国では 売っているのですね。羨ましいですね~。
以前、他人様のブログで 日本から 試乗ナンバーを持って行き、韓国でオートバイを買って 船で持ち帰り、日本に上陸後 乗って帰って来た という お話を拝見した事が 有りますが それより何より 輸入元さんに 頑張って欲しいですね。
これからに期待します。モーターバイク誌2014年10月号より(^.^)

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