デリム ビーグル

韓国のバイク雑誌から69

デリム自動車は 韓国内 屈指のモーターサイクル製造業体である。シティ シリーズは 沢山の人の口にのぼる程に 商用車の市場に高い名声と信頼を得ている。もちろん 商用モーターサイクルだけを宣伝するのではない。乗用モーターサイクル市場でも 活躍している。Q2 ダイナミック、Q3など 乗用と商用を合わせて 70種余りのラインナップと 年間15万台以上 生産可能な設備を持っている。
デリムは 今年 韓国内の市場占有率を高める事と 合わせ 世界市場の攻略に出た。2015年 上半期 ビーグルなど 新しいモデルを出す事が始発点だ。新型モデルのビーグルは いつでもどこでも 共に居ることができるカジュアルなスクーターとして デリムが心血を注ぎ開発したスクーターだ。長い間 商用モーターサイクル市場で高い占有率を誇って来たデリムは ビーグルを乗用モーターサイクル市場の潜在顧客にアピールしている。特に 短い距離の交通手段で利用しようという使用者に 魅力を発信している。既存のデリム スクーターに余り見られぬ 曲線が強調されたデザインが その例だ。カラーは オレンジ パール、メロウ ブルー、マゼンタの 全3種で 派手な色感を誇る。

ビーグルは 通勤及び通学の 近距離の移動手段として 充分なパワーを持つ 空冷4ストロークSOHCエンジンを使う。ブレーキは やはり ディスクブレーキとドラムブレーキを組み合わせ 堅実な制動性能を持つ。特に フロントフォークにある 複動式キャリパーは 同級スクーターの中で 強力な性能を誇る。フロント サスペンションは 正立、リヤは モノショックで構成される。
730ミリのシート高は 初心者だけでなく 誰でも負担無く 着席出来る高さだ。また 韓国内で積み重ねたデータを利用して 韓国人の体形に合わせたようにデザインをした。特に 商用はもちろん 乗用スクーターとして 重要な部分の中のひとつである フロアパネルは 広々としたデザインである。基本的に脚を置く所だが、ボックスなど大きな荷物を置いて運行してもいい。したがって 広々としたフロアパネルは運転者の平安な発着姿勢は もちろん 大きな荷物を運ぶ時に 便利だと見える。
シート下のラゲッジボックスは 個人の所持品や非常時使用品を保管出来る。キーボックス下のフックを使えば カバンやヘルメットを下げられる。このように 小さく可愛らしいスクーターには 収納の為の装備は必須だ。また ビーグルには 一体感ある アルミニウムのリヤキャリアを着けてデザインと実用性の両方を満足させた。ヘッドライトは 一般的な電球でなくMFR(多重焦点方式)ランプを使用する。このランプは 一般的なヘッドライトより 向上された性能で夜間走行時 安全性を確保した。テールライトも やはり 電力消耗が小さく 被視認性が高い LEDを使用した。計器は速度計を中心に燃料計など 簡単な情報を表示する。
デリムはビーグルの美麗なデザインと乗用スクーター開発技術を前面に出して 堂々と大衆に公開しようとした。特に 商用市場に比べ 低い占有率を維持する 乗用市場に再び野心を持って挑戦するとしている。
乗用モーターサイクル市場で顧客に対し高い質のサービスを提供する為に 統合情報管理技術など 多様なシステムを構築するとしている。
特に 韓国内で 国内企業の長所である A/S網が ビーグルの事後管理を手堅く受け持つ。卓越した性能を誇るスクーターもアフターサービスがしっかりしていなければ ソッポを向かれるのは当たり前。多くのメーカーが サービスネットワーク構築に 大きな情熱を傾ける訳である。2014年12月にデリムは 韓国内435余りの所で 水準の高いサービスを約束した。この点は韓国産スクーターを利用する顧客に最も大きな長所のひとつと考えられる。
30年余りの歳月 沢山の顧客から 信頼とA/Sネットワーク構築したデリム。4月に発表した ビーグルは 今年から攻勢を開始する デリムのニューモデルのラインナップの初信号弾と見る。攻撃的なマーケティングと徹底した顧客管理を通じて 韓国産スクーターの利点を充分に生かしたなら 商用市場で成功したように 乗用モーターサイクルもまた 小さくない宣伝を期待出来ると見る。

※皆さん こんにちは。スクーターNスタイル誌が無くなってから 私が読みたいと思う バイク雑誌が 見当たらないのですが、この度 自動車 自転車 オートバイの3つのジャンルが載った ライド誌を手にしましたので デリムのニューモデルの記事を訳しました。3つのジャンルが1冊とは 我が国では考えられないですが、人口が少ない国では こう言うのも 有りかも知れませんね。ライド誌 2015年4月号より。

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