RED BULL TUK IT 2019

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韓国のバイク雑誌より

限界、それは存在しない。
トゥクトゥク、リキシャとも呼ばれる この独特な三輪車は東南アジアで最も重要な運送手段である。トゥクトゥクで行う とても独特なレースが在る。それも3日間に渡る アドベンチャーラリーが繰り広げられている。
こんな事を可能にする唯一のブランドはレッドブル

過ぎたる2月 スリランカのカルアグラで開かれた『レッドブル トゥク イット』は地域性をイベントにした独特な行事である。
この度が三度目で 東南アジアでは一般的な運送手段であるトゥクトゥクを利用して繰り広げるアドベンチャーラリーだ。
スリランカはインドの南に位置する島国だ。誕生自体が移住と内戦そして多くの葛藤を経て誕生した国家らしく人々の冒険精神は特別だ。
どの東南アジアの国々でも同じように ここでもトゥクトゥクは一般的な運送手段である。
200から500cc未満のエンジンを搭載する この独特な三輪バイクは モーターサイクルを基盤に三輪車として 多くの人が座れるように座席を備えた。車体が小さいので 狭い道を通れて、車重が軽く 泥に埋もれても 二人程が居れば 簡単に抜け出せる。
道路の舗装率が低く、低廉な運送手段が必要な東南アジアの人々にトゥクトゥクは早く行き渡った。
インドのBAJAJやマヒンドラのような会社で トゥクトゥクを生産しており、その原初は イタリアのピアジオのアペ(Ape)である。
東南アジアだけでなくヨーロッパ全域でも よく見かける。
初期には人力車の形態であって、自転車で牽いたが 小型エンジンの開発に依り スクーターと共に誕生して 重要な運送手段として活躍している。
この度 レッドブル トゥク イットは 過ぎたる2月に開催された。時間と距離が前回より伸びて 36時間の間に350kmを走破せねばならない。
舗装道路であれば 難しくない距離であるが、道路だと見るのが難しい 多少 険しい地形を走破せねばならないので 完走も難しい。
初日には泥の上に作られた狭いコースで執り行われた。二日目にも やはり泥の窪みと氾濫した川を越えて 生い茂ったジャングルに刺さったトゥクトゥクを日っ張り出さねばならなかった。
昨年までは二人のライダーを基準にしてきたが、この度からは3人に増やした。平凡な道では一人が操縦をして二人は後ろの座席に大人しく座っていられるが、そんな時間は さほど無かった。常に横でトゥクトゥクを押して動かさなければならなくて カーブでは転覆しないように車体の外に身体を出して均衡を保たねばならなかった。
場所やマシンが重要なのではない。
挑戦してこそ という心と楽しみたいという情熱だけ有るならば、冒険はいつでも出来る。
その情熱を具体化させるブランド、それはまさにレッドブルだ。

※少し前の雑誌の記事ですが、翻訳しました。
スリランカではオートリキシャのレースが開催されているのですね。楽しそう!
レッドブルというビッグネームのついたレースなので、草レースとは言え 写真からリキシャワーラー達の熱気が伝わって来ますね。(^.^)