GLEMSECK101 韓国のバイク雑誌から86

GLEMSECK101はドイツ南部のモータースポーツの伝統を継承してレオンベルクで開かれるスプリントのイベントで今年(2017年現在)で12度目になった。
最近のGLEMSECK101は 有数のカスタムビルダー達が 直接作ったモーターサイクルで デザインは勿論 ドラッグレースを通じて性能をも競うイベントで数多くの人々の注目を浴びるイベントに発展した。ドラッグレースの形式をとってはいるが、米国を中心としたドラッグレースとは その概念が違う。モーターサイクルと共にあるライフスタイルを提示して それを目一杯に楽しむという人々が中心だ。音楽とファッション、モーターサイクルそして人々が共にあるイベントだ。
2017年のGLEMSECK2017にはホンダ ヨーロッパとインディアン モーターサイクルも積極的に参与した。ホンダはブースを作って総8台のカスタムモーターサイクルを展示したので、その中の4台のモデルは現在生産されているモデルをカスタムしたもので 残りの4台はクラシックモデルをカスタムしたものだ。また この度はホンダの英雄である米国の伝説的なレーサーであるフレディ スペンサーも参与した。通算3回のワールドチャンピオンを獲得したフレディスペンサーは イベントのレースで これまた違う米国の伝説的なレーサーであるケビン シュワンツと一緒に走りもした。フレディ スペンサーのバイクはホンダCBR1000RR SP、当然 ケビン シュワンツはスズキ GSX-R1000Rに乗って参加した。勝敗に大きな意味は無いが、勝者はスペンサーだった。フレディ スペンサーは また ホンダのVFR1200F DCTをカスタムしたバイクで出場したスタントライダーMai-Lin Senfとスプリントで競争した。ここではMai-Lin Senfが勝った。DCTの為だったからだろうか。

インディアンモーターサイクルはドイツのモーターサイクル用品販売業者であるルイスと共に この度のGLEMSECK101の公式メインスポンサーで参与した。インディアンはルイスと協力して 自社のChief Vintageをカスタムした『プロジェクトルイスバイク』を公開した。プロジェクトルイスバイクはドイツの女性スタントライダーであるMai-Lin Senfと共にお目見えして人々の目を惹き付けた。それだけでなくインディアンは自社のScoutをカスタムした『ミラクルマイク』をデザイン部門とスプリントレースに参戦させた。ミラクルマイクに乗って駆けた選手はドイツのKatja Poesgen。国際モーターサイクル連盟FIMが選定したモーターサイクル レジェンドに数えられることがあるKatja Poesgenは女性ライダーでは唯一250GPクラスでポイントを得たことがある。専門カスタム業体であるYoung Gun Speed Shopでカスタムしたミラクルマイクは人気投票で総826票を獲得してデザイン部門で2位を記録した。また、インディアンモーターサイクルはGLEMSECK101を通じて自社の新モデルであるScout Bobberを公開しもした。
THE MOTO誌2017 Octoberより

韓国のバイク雑誌から72 でもGLEMSECK101に関して翻訳しましたが、今回は2017年の記事を訳しました。スペンサーとシュワンツ 二人とも元気そうですね。そして旗振りの女性は居なくてはならない存在なんでしょうね。楽しそうですね。(^.^)

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